+魂の次元+ (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

「ひとりでしね」と言わないで。生きている限り可能性はあるのだから。川崎連続殺傷事件に寄せて

「死にたいなら一人で死んでくれよって、そういう人は。何で弱い子供のところに飛び込んでんだって。信じられないですね」*1

とある落語家の方がテレビで発した言葉です。

「ひとりでしね」なんて言ってほしくなかった。

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東大卒、文系女性、一般企業就職。これに「コミュ障」が加わると、人生は「地獄」になる

この記事では「東大卒」という烙印が、人生にどんな影響を与えるかを、主に負の側面から、特に文系女性の場合において考察します。

  • 「『東大生』というと人間扱いされない!」という、ぼくの男友だちの悲痛な叫び
  • 東大卒文系、一般企業就職の女性が受ける「受難」の日々
  • 東大卒、文系、一般企業就職の女性をどうすれば「地獄」から救えるのか?
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東大きょうそう曲 - あるいは、いかにして東大という権力装置を使いこなすか

現役の東大生がご自分の受験の経験を書いた記事がネットの片隅で話題になっています。
東大を舐めている全ての人達へ|tonoike19950604|note
今日はこちらの記事を題材に、わたしたちが

  • 東大に対して抱(いだ)く幻想と錯覚について

少しばかり考えることにします。

平均してみれば、東大生は頭はいいものの、あなたやわたしと変わらない、

  • 利己的かつ偽善的で、欺瞞に満ちた愛すべき愚者である

というのが一つの結論です。

なお、これは上にあげた記事を書いたtonoike氏がそのような人間であるといっているわけではありません。氏はむしろ、率直で自分の限界を心得た、極めて謙虚な人物であると感じます。

  • 東大お受験狂騒曲 - ぶんなぐられながら勉強する子どもたち
  • 東大を「舐めている」人たちへの伝言 - どんどん「舐めて」やってください
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打てば響くネットの「高解像度×短サイクル」を使いこなせば、あなたの人生、楽勝モードにきっとなるはず

発売早々11万部を売って話題になった「錯覚資産本」でおなじみのふろむださんが、
マーケティングの人材市場からわかる、これから「台頭する人」「落ちぶれる人」の4つの条件 - ふろむだ@分裂勘違い君劇場
という興味深い記事を書いています。

記事の主題はマーケティングの人材のことですが、IT化とグローバル化が進む現代社会で「どんな人材が重視されるか」という話なので、マーケティングに限らず、様々なビジネスの現場において役立つ内容になっています。

これからのビジネスには、

  • 「原因特定解像度、サイクル長、幹への近さ、ローコンテキスト」という4つのキーワードが重要だ、

というふろむださんの主張を、もう少し詳しく見た上で、

  • 打てば響くネットの「高解像度×短サイクル」を使いこなす方法

について考えることにします。

なお、「高解像度×短サイクル」とは、別の言い方をすれば、

  • 「PDCAサイクルの圧縮・高密度化」

とも言えます。

  • ネットの普及で「原因特定解像度」が「高くて当たり前」の時代が来た。
  • 効果を測る「サイクル長」が短くなることで、新時代のビジネスは加速する。
  • 「幹への近さ=経営感覚」の重要性、あるいは「専門性の落とし穴」
  • グローバル化する時代だからこそ「ローコンテクスト」の意識によって「文化の壁」を越えていく。
  • 打てば響くネットの「高解像度×短サイクル」を使いこなす方法
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いつの間に「保育園児は文字を書いてはいけない」という法律ができたんですかね? あるいは全体主義へとまっしぐらなニッポンで、それでもへこたれずに生きるために

保育園の先生が子どもたちに「字を書いてはいけない」と教えている、という話をネットで見て、

  • えー、ほんとにーっ!

と思いました。

もちろん

  • 「保育園児は文字を書いてはいけない」という法律

などというものは存在しません。

とはいえ、大人の都合によって、子どもたちにそういう「奇妙な思想」が吹き込まれるのは、あまり気持ちのよいものではありませんので、今日はこれを出発点として、日本の社会のあり方について、少しばかり考えてみることにします。

  • 「嘘」をつく「先生」たちと、どうつき合うか
  • 本音と建前が「見え見え」の社会で
  • それでもへこたれずに生きるために、オフグリッドな人生を構想する
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「よいお金持ち」をほめるのも大切ですが、「わるいお金持ち」を批判するのも大切です。

note.muの運営会社ピースオブケイクでユーザインタフェイスのデザインをなさっている深津貴之さんが、
・[お金持ちを、ほめよう!:title]
という記事を書いています。

一般の人々がお金持ちの行ないをほめることによって、お金持ちの方々が気持よく寄付できる環境を作ることができれば、もっと社会はよくなるのではないか、という主張です。

こうした考え方は確かに意味のあるものと思いますが、これが

  • お金持ちの行動を批判するべきではない、

という話になってしまうと、ちょっとおかしなことになりますので、その辺りを少し考えてみたいと思います。

  • 人は褒められると嬉しくなるのは、確かにその通りです。
  • けれども有能な経営者って、案外サイコパスですから、ちょっと例外なんですよね。
  • 「よいお金持ち」をほめるのは大切だけど、「わるいお金持ち」を批判するのも大切です。
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漫画『殺人予告』は「女性蔑視」を鋭く告発する - ハルオサンとはまた別の新たなネット漫画の可能性

note.mu で公開されている生活学習さんの漫画

タイトルは物騒ですが、心を揺さぶるインパクトがあり、深く考えさせられる作品です。

線維筋痛症を患い、苦労して毎日を生きている生活学習さんが、通りすがりの男たちから侮蔑の言葉を投げかけられた経験が、激アツの筆致で描かれています。

  • 見下された者の悲痛な叫び、「お前らを殺してやるからな」
  • 「殺してやる」という言葉に象徴的に込められた作者の思い
  • 漫画『警察をクビになった話』のハルオサンに続く、ヘタウマ・ネット漫画の新しい波
  • 線維筋痛症という「難病」
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